コンテンツへスキップ

”蜂刺され”に注意!

 10月29日にチワワが蜜蜂にさされ、その針が残っているのではないか・・・・・・という症例が来院しました。右の下眼瞼縁直下の皮膚にそれらしきものが付着していました。正確には刺さった2ミリ程もない蜂の針が皮膚に残留していました。ピンセットで優しく抜去して顕微鏡で拡大すると、確かに鋭く尖った針でした。幸いにチワワ君は少し目を擦ったために結膜が少し赤い程度でした。
 3週間ほど前も柴犬が後足の踵(足根関節)辺りをスズメ蜂に刺されたと云って来院しました。この柴犬の場合には針はありませんでしたが患部はかなり腫脹していました。数日後の来院時には、腫れは無くなっていましたが、皮膚は3センチほど壊死していました。完治まで2週間以上掛りました。
 今年はまだの咬傷は来院していませんが、冬眠をひかえたこれから、蝮の活動は増大します。
 犬と猫の散歩時など、周りの環境などに十分留意して下さい。

先頭へ

電話受付