症例15 柴犬 9歳
約1ヶ月前から間欠的な嘔吐と食欲不振、元気消失を主訴に来院した。
エコー検査にて左上腹部に腸管と連続する液体貯留を伴う腫瘤を認めた。
CT検査では小腸に腫瘤を認め、周囲の腸間膜に炎症または腫瘍の転移を疑うような所見が見られた。
そこで後日、試験開腹を実施。十二指腸に発生した腫瘤は周囲組織と重度に癒着し、他の小腸にも病変が認められた。
外科的な完全摘出は困難と判断し、一部生検を実施して手術終了とした。
細胞診の結果、「腺癌」と診断された。
症例15 柴犬 9歳
約1ヶ月前から間欠的な嘔吐と食欲不振、元気消失を主訴に来院した。
エコー検査にて左上腹部に腸管と連続する液体貯留を伴う腫瘤を認めた。
CT検査では小腸に腫瘤を認め、周囲の腸間膜に炎症または腫瘍の転移を疑うような所見が見られた。
そこで後日、試験開腹を実施。十二指腸に発生した腫瘤は周囲組織と重度に癒着し、他の小腸にも病変が認められた。
外科的な完全摘出は困難と判断し、一部生検を実施して手術終了とした。
細胞診の結果、「腺癌」と診断された。