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第98回日本獣医麻酔外科学会に参加してきました。

2019年6月14日(金)から6月16日(日) に大宮で行われた第98回日本獣医麻酔外科学会へ参加してきました。
本大会は循環器学会、画像診断学会、内視鏡外科研究会と合同学会のため、外科に限らず様々な講演がありました。

たくさんの講演の中のひとつに「画像病理検査のすすめ」がありました。近年アメリカでは病理診断と画像診断をそれぞれの専門家がディスカッションしながら一緒に診断する「画像病理検査」という考え方が導入されてているそうですが、まだ日本では馴染みのない言葉です。しかし、病理検査と画像診断が密接な関連にあることは明らかです。例えば、「腹腔内にできたしこり(瘤)が癌なのか癌ではないのか?」、画像診断だけでは診断できませんが病理検査を実施することで診断につながります。逆に病理検査だけでは診断ができなかったり、また間違った診断になる場合も考えられますが、画像診断と組み合わせて実施することで正確な診断につながります。日本の獣医界でも、より正確な診断へつながるように、病理検査と画像診断、両方のデータを蓄積していくことが必要のようです。

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